プラセンタと育毛・発毛
プラセンタと育毛・発毛
プラセンタは、育毛・発毛にも役立ちます。
ある程度の年齢になると出てくる悩みの一つが、抜け毛・薄毛です。
このような成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことをAGAといいます。
AGAは、Androgenetic Alopeciaの略で、日本では「男性型脱毛症」といわれる病気の一種です。
AGA(エー・ジー・エー) の原因は、
男性ホルモンのテストステロンの過剰分泌や遺伝などが考えられています。
テストステロンは、加齢やストレス、栄養不足などの原因で
ジヒドロテストステロン(DHT)というテストステロンよりも強い物質に変質します。
このジヒドロテストステロンは、抜け毛や前立腺肥大などの原因になります。
テストステロンが過剰にジヒドロテストステロンに変質すると
髪の毛を生み出す毛母細胞の働きを抑制して、毛周期にも異常をきたします。
通常の毛周期は、成長期5〜7年、退行期2〜3週間、
休止期2〜3カ月を経て抜け落ちるというサイクルになっています。
ところがAGA になると、成長期が極端に短くなってしまい、
健康で太い毛が育たず、細く短い毛が増えます。
その結果、薄毛が目立つようになるのです。
育毛・発毛には、ホルモンバランスを含め、毛根の健康状態が深く関わってきます。
毛根には毛乳頭と毛母細胞が存在しており、
毛母細胞が分裂・増殖を繰り返す事で発毛を促します。
毛乳頭は、毛母細胞に発毛することを命令し、頭皮の毛細血管を通じて血液中から
発毛に必要な酸素と栄養分を取り込み、毛母細胞に与えています。
プラセンタには、ホルモンバランスを調整する作用があり、
テストステロンの変質を抑えてAGAを改善します。
さらに、プラセンタには細胞分裂を促進する成長因子も豊富で、
毛母細胞の働きを活性化することで育毛・発毛を促進してくれます。
しかし、これだけでは十分ではありません。
もう一つ重要なのは、血行です。
頭皮の血行が良ければ、必要な酸素や
栄養分がどんどん送られるので、発毛力は向上していきます。
プラセンタには血行を促し、血流を増加させる作用を持っています。
さらにプラセンタには、アミノ酸や育毛・発毛に必要な
ビタミン類やミネラル類が豊富に含まれています。
このプラセンタに含有されている成分が、
毛髪を組成しているアミノ酸のケラチンの合成を促進し、
太くてしっかりした毛髪を作りあげます。
育毛・発毛にはプラセンタを試してみてはどうでしょうか。
また、頭皮の毛細血管を活性化させるために、
シナモンも併せて摂取すると、さらに効果的であるといえます。